子どもの『非認知能力』を育てると、勉強が変わる?今注目の表現力を活かした学習教材とは
投稿日:2025年11月11日

「うちの子、集中力が続かなくて勉強が苦手で…」
そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか?
実は、勉強の成果を支えているのは「頭のよさ」だけではありません。
最近、教育の現場で注目されているのが「非認知能力」という言葉です。
この記事では、非認知能力が勉強にどんな影響を与えるのか、そして家庭や教室でどのように育てていけるのかについて紹介します。
今回はBee Creative(ビークリエイティブ)の学びづくりにも通じる「使える・つくる・伝える」サイクルを通して、子どもの可能性について考えていきましょう。
非認知能力とは?
「そもそも非認知能力って?」
そう思った方もいるかもしれません。
非認知能力とは、テストなどの数値で測れる認知能力(知識・技能)とは異なり、感情や意欲、行動の習慣に関わる力を指します。
たとえば、目標に向かって努力を続ける粘り強さや、失敗から学ぼうとする姿勢、仲間と協力して課題に取り組む協調性などのことですね。
これらの力は、勉強の「やる気」や「集中力」とも深く関係しています。
昨今の研究では、非認知能力が高い子どもほど学力の伸びが大きく、長期的に見ても社会での適応力が高いことがわかっています。
つまり、非認知能力はいまや「勉強と同じくらい重要な要素」と言えるのです。
そのため、最近では非認知能力を伸ばすことを意識される保護者の方も増えてきています。
「非認知能力」が勉強の成果を支える理由
では具体的に、非認知能力は学校の勉強(認知能力)とどのように関連してくるのでしょうか?
一般的に学校の勉強では「わかる」ようになるまでの過程も大切です。
その過程を経て学んだことを理解し、覚えていく力が身に付きます。
しかし勉強していく中で、時には思うように進まない時期や、何度も失敗を経験することもあります。
そのときに必要なのが、あきらめずに取り組み続ける粘り強さや、失敗を受け止めて立て直す力です。
あきらめや挫折というのは、その後の学習にも影響を及ぼします。
そうした時に立ち向かう力というのが、非認知能力が担う役割というわけですね。
また、非認知能力が高い子どもは、自分の感情を整理して「今なにをすべきか」を考える自己管理力やメタ認知(自分を客観的に見つめる力)が育っている傾向にあります。
これは、効率的な勉強の仕方や時間の使い方につながる要素となります。
このように、非認知能力と勉強(認知能力)はどちらか片方を伸ばせばいいというわけではなく、バランスよく育てることで相互作用させることが重要だと言えるでしょう。

非認知能力に該当する力は、多岐にわたります。
Bee Creativeでは6つの力を軸にしてカリキュラムを構成しています。
この中にも、「創造する力」「伝える力」「つながる力」といった非認知能力に関わる要素があります。
どれも、学びを自分ごととして考えるうえで欠かせない力ですね。
家庭や教室で育てられる、非認知能力の3つの習慣

では、非認知能力を伸ばすにはどうしたらいいのでしょうか?
非認知能力にはさまざまな力が含まれているので、ただ「よし、非認知能力を伸ばそう!」だけだとやや抽象的すぎてしまいます。
ですが以下のような具体的な行動を伴うことで、行動や習慣に付随する非認知能力を養うことができます。
① 話を聞く・考えを伝える時間をもつ
子どもが感じたことや考えたことを言葉にする時間を、家庭や授業の中に取り入れましょう。
「今日いちばん楽しかったことは?」「どんなところが難しかった?」といった短い対話でも十分です。
自分の考えを言葉にする習慣が、『思考力』や『伝える力(コミュニケーション力)』という非認知能力を育てます。
② 小さな挑戦を積み重ねて「できた」を増やす
非認知能力を育てるうえで共通して大切だと言われているのは、結果より過程をほめることです。
難しい課題に取り組んだ勇気や、諦めずに続けた努力を認めることで、子どもは「次もやってみよう」と思えるようになります。
このやってみよう!というのは、『やり抜く力』や、『レジリエンス(困難を乗り越える力)』と呼ばれる非認知能力です。
③ 興味を形にする体験をつくる
子どもが興味をもったことを、自由に表現できる機会をつくりましょう。
絵や作文、発表など、自分のアイデアを形にする体験が「創造力」や「表現力」といった非認知能力を伸ばします。
例えばBee Creativeのプレゼンテーションコースでは、身近なテーマをもとにスライドを作成し、自分の言葉で発表する経験を通して、非認知能力の中核である「伝える力」「粘り強さ」「協働性」を育てています。
実は上の3つの要素はBee Creativeが大切にしている教育理念にもなっています。
自分の考えを形にし、それを他の人に伝える。そのための手段としてパソコンなどのITスキルを身に付ける。
ITスキルと非認知能力を掛け合わせて育成するのが特徴となっていますよ。
プレゼンテーションで伸ばす「伝える力」と「学び続ける力」

プレゼンテーションというワードが出てきましたが、実はプレゼンテーションの学習は、子どもの論理的思考力や表現力を効率的に伸ばす要素が盛り込まれています。
テーマが与えられ、それをもとに調べ物をする情報活用能力。調べた情報を整理してまとめる力、同じグループの子と相談して作り上げるコミュニケーション力や協調性。スライドデザインを考える創造性など。
プレゼンテーションを勉強するのは、非認知能力を総合的に育てる学びの形のひとつとなっており、学校でも最近はスライドを作ってプレゼンをする授業が当たり前に行われていたりします。
プレゼンと聞くと「ビジネススキルでしょ?」と思われがちなのですが、自分の考えを整理し、スライドにまとめ、人に伝える――このプロセスには、思考力・創造力・コミュニケーション力のすべてが関わっています。
まさに前述の非認知能力ですね。
その中で、自信をもって話す力や、相手を思いやる聞く力、発表をやりきる達成感が育まれていきます。
これらの経験は、単に発表が上手くなるだけでなく、「勉強の成果を自分の言葉で説明できる」「考えを整理して理解を深める」といった学習面にも直結します。
つまり、プレゼンテーションは「勉強ができるようになるための練習」でもあるのです。
「勉強が好きになる」ための非認知能力の使い方
非認知能力は、生まれつき身に付けている特性ではなく、環境や経験によって育てていくことのできる力です。
こうした学びを「やらされるもの」ではなく「自分で選ぶもの」として感じられると、学習意欲はぐっと高まります。
子どもが主体的に関われる仕組み――たとえば、作品づくりや発表の機会――を取り入れることで、勉強そのものが楽しい体験に変わっていきますね。
非認知能力は「未来を描く力」につながる
非認知能力は、勉強を支える見えない力です。
この力が育つことで、子どもたちは知識を「使える力」に変え、自分の考えを自信をもって伝えられるようになります。
そしてその積み重ねが、未来を自分で描く力へとつながっていきます。
Bee Creativeは、「使える・つくる・伝える」というサイクルを通して、子どもたちが自ら学び、考え、表現する力を育てることを目指しています。
興味が出てきた方は、お近くの教室へお問合せしてみてくださいね。
この記事を書いた人

- Bee Creative事業責任者
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ICT教育および教育コンテンツの企画制作に長年携わり、ITを使いこなす力の育成を軸に教材開発を行う。
現役のJAPAN MENSA会員でもあり、学生時代は米国カリフォルニア州の大学へ留学し映画学を専攻。第1回妙善寺映画祭審査員特別賞受賞。教育だけでなく本格的な映像制作・表現活動に取り組むクリエイターの側面も合わせ持つ。
現在は教育分野での知見とクリエイティブ領域での経験を掛け合わせ、創造力の育成をテーマにした学びに資する教材開発と普及に力を注いでいる。
ポートフォリオサイト(https://fori.io/subarumatsunaga)
note:Bee Creativeの中の人(https://note.com/beecreative)

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