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2030年の学習指導要領で求められる「教科横断×探究学習」の学びとは?小学生のプレゼンテーション力が未来の必須スキルになる理由

投稿日:2025年11月18日

近年、文部科学省が進める次期学習指導要領の改訂により、2030年以降の学校教育は「教科横断」「探究」がこれまで以上に重視される方向へ動き始めています。
知識を教科ごとに学ぶ時代から、複数の教科で得た知識を組み合わせ、実生活の課題に活かす統合的な学びへ小学生の学習のあり方が大きく変わろうとしているのです。

こうした流れの中で注目されているのが、「自分の考えをまとめ、他者へわかりやすく伝える力」=プレゼンテーション力です。
こうした力は、AIが発達するこれからの社会においても代替が難しく、さらに総合型選抜をはじめとした進路選択の場でも高く評価されはじめています。

今回は、2030年の学びに求められる「教科横断×探究」について考えながら、なぜ小学生のうちからプレゼンテーションを学ぶことが未来の必須スキルに繋がるのか、その理由についてお伝えできればと思います。

学校教育はこれから大きな転換期を迎える

現在、文部科学省は次期学習指導要領の改訂に向けた議論を進めており、小学校では2030年度頃から新しい指導要領が全面実施される見込みとされています。

その中でも特に重視されるようになる。と言われているのが次の3つです。

・教科横断的な学び

・探究的な学び


・情報活用能力の育成

つまり、これからの小学生に求められるのは「知識を覚える」から「知識を使いこなす」への転換です。
これは、Bee Creative(ビークリエイティブ)のプレゼンテーションコースが大切にしている学び方と強く重なります。

特に最近、情報活用能力については小学校の授業に組み込むことも含め、その活用について研究がされています。

文科省が示す「教科横断型の学び」とは?

教科横断とは「複数の教科で学んだ知識や技能を関連づけて、現実の課題に活かす学び」のことです。
つまり、1つの教科で学んだことをそこで終わらせず、他の勉強や課題の解決に生かす学習の方法ですね。

最近増えているSTEAM教育の現場では主軸に置かれている教育の概念だったりします。
単に教科をまたぐだけではなく、

・複数の教科の考え方を組み合わせて課題に取り組む
・それぞれの教科で学んだ内容を相互に行ったり来たりしながら理解を深める
・探究の過程で必要になった知識を他の教科の分野から取りにいく

といった統合的な学びが求められています。

例えば、社会の授業で調べた地域のことを数学の力でグラフ化し、集めた情報をICTの知識でスライドにまとめて発表するといった活動が代表例です。

文科省は、すでに現行の学習指導要領で「情報活用能力を言語能力と並ぶ基盤的資質」と位置付けています。

なぜ今、小学生にプレゼン力が求められるのか

AIの普及により、社会が求める人材像は大きく変化しています。

・自分の考えを整理して伝える

・根拠をもとに説明する


・聞き手に合わせて表現を工夫する

こうした力はAIに代替されにくく、『人間だからこそできる力』とされています。

大学入試においても、プレゼンや自己表現の重視は顕著です。
総合型選抜・学校推薦型選抜といった年内入試は広く実施されており、自分の考えや活動を言語化して伝える力は、進路選択のうえでも欠かせない要素となっています。

総合型選抜についてはこちらの記事でも解説しています。
【我が子の未来の選択肢】総合型選抜とは?学力だけじゃない「新しい大学受験」の全貌を解説します!

プレゼンは「教科横断」の代表的な学びの形

プレゼンテーションは一見、国語だけの学習要素に見えますが、実際には複数の教科を結びつけて学ぶ活動になっています。

■ 国語
・主張、理由、まとめの構成
・他者に分かりやすい説明文の作成
・伝わる言い回しを考える

■ 図工(美術)
・レイアウト、色彩、フォント
・視線誘導の工夫
・図やイラストによる視覚的表現

■ 情報(ICT活用)
・スライド作成、画像の扱い
・著作権を踏まえた素材選び
・正しい情報を選び取るための力
・情報を整理・引用するスキル

■ 社会・理科
・調べた事実を根拠とともに説明
・データや例を使って説得力を高める
・自分の視点を持って考察する

つまり、
国語 × 図工 × 情報 × 社会・理科
これらがひとつのアウトプット(スライドや発表)に統合される学びです。

Bee Creativeのプレゼンコースが「未来の学び」に強い理由

Bee Creativeのプレゼンテーションコースでは、次のようなプロセスを大事にしています。

・テーマを選ぶ(探究)
・情報を整理し、構成を考える(国語)
・見せ方を工夫する(図工)
・デジタルで形にする(情報活用能力)
・自分の言葉で伝える(表現)

これは文科省が目指す探求的な学習のプロセス「①課題の設定 ②情報の収集 ③整理・分析 ④まとめ・表現」というサイクルに対応しています。
(参考リンク:https://www.mext.go.jp/content/1407196_21_1_1_2.pdf

Bee Creativeでは、単なるパソコンの操作説明に留まらず“伝えたいことを自分で決め、作品として形にし、届ける”という本質的な学びが体験できます。

Bee Creativeについてくわしく知りたい方は是非👇の記事もご確認くださいね!

プレゼン教育がもたらす子どもの変化

プレゼンテーションの学習は子どもに以下のような変化を与える機会となります。

・自分の考えを言語化できるようになる

・調べた内容を深く理解できる


・視覚的に伝える工夫が身につく


・話すことへの抵抗が減り、自信につながる


・パソコンを学びの道具として使えるようになる

これは現代版リベラルアーツ教育とも言える力であり、Bee Creativeが大切にしている
「使える、つくる、伝える。」という学びそのものです。

Bee Creativeサービス資料より抜粋

関連リンク

プレゼンテーションコース(コース紹介ページ)

子どもの『非認知能力』を育てると、勉強が変わる?今注目の“表現力を活かした”学習教材とは

Bee Creativeのはじめかたガイド|①配信サイトの使い方と学びの流れを紹介

【我が子の未来の選択肢】総合型選抜とは?学力だけじゃない「新しい大学受験」の全貌を解説します!(note記事:Bee Creativeの中の人)

この記事を書いた人

松永昴
松永昴Bee Creative事業責任者
ICT教育および教育コンテンツの企画制作に長年携わり、ITを使いこなす力の育成を軸に教材開発を行う。
現役のJAPAN MENSA会員でもあり、学生時代は米国カリフォルニア州の大学へ留学し映画学を専攻。第1回妙善寺映画祭審査員特別賞受賞。教育だけでなく本格的な映像制作・表現活動に取り組むクリエイターの側面も合わせ持つ。
現在は教育分野での知見とクリエイティブ領域での経験を掛け合わせ、創造力の育成をテーマにした学びに資する教材開発と普及に力を注いでいる。

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