小学生向けのプレゼンテーション教室とは?学ぶ内容や身につく力を解説!
投稿日:2026年7月22日

小学生向けの習い事を探していると、プレゼンテーション教室という言葉を目にすることがあります。
プレゼンテーションと聞くと、会社の会議や大勢の前で話すビジネス的な場面を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、小学生向けのプレゼンテーション教室は、単に人前で上手に話すための場所というだけではないのです。
今回は、小学生向けのプレゼンテーション教室で学ぶ内容や、スピーチ教室・話し方教室との違い、身につく力について解説します。
この記事の内容
- 小学生向けのプレゼンテーション教室とは?
- スピーチ教室や話し方教室との違い
- プレゼンテーション教室で学ぶ内容
- プレゼンテーション学習を通して育つ力
- 発表が苦手な子でも通える?
- Bee Creativeのプレゼンテーションコースについて
- よくある質問
小学生向けのプレゼンテーション教室って?
ずばり、小学生向けのプレゼンテーション教室では、自分の考えや調べた内容を整理し、相手に分かりやすく伝える方法を学ぶことができます。
プレゼンテーションというと、人の前に立って発表している間だけを指すものと思われがち。
しかし、実際には発表に至るまでに多くの工程があります。
- テーマや問いを決める
- 必要な情報を調べる
- 伝えたい内容を選ぶ
- 相手に伝わる順番を考える
- スライドや資料を作る
- 発表の練習をする
- 聞き手からの質問に答える
- 発表を振り返る
こうしてみると、プレゼンテーション教室は、話し方だけを練習する場所ではないというのが分かるかと思います。
調べる、考える、つくる、伝えるという流れを通して、自分の考えを相手に届く形に変える場所ともいえるでしょう。
学校教育においても、このような情報活用能力は、『言語能力や問題発見・解決能力と並ぶ学習の基盤となる資質・能力の一つ』として位置づけられています。
文部科学省の発表でも、情報を集めることや整理することだけでなく、コンピュータなどを適切に活用した学習活動に今後力が入れられていく事が示されています。
プレゼンテーションの学習は、こうした力を一つの作品づくりと発表の中で養う機会になります。
また、テーマに対して自分なりの問いや考えを深める活動は、小学校で行われる探究的な学びとも重なっていきます。
プレゼンテーション教室の中心は、発表の上手さだけではありません。
何を伝えるかを考え、必要な情報を選び、相手に届く形に組み立てるまでがポイントというわけですね。
スピーチ教室や話し方教室との違い
プレゼンテーション教室と似た習い事に、スピーチ教室や話し方教室があります。
どちらも人に伝える力を学ぶ点は共通していますが、扱う範囲には異なる部分があります。
| 教室の種類 | 主に学ぶこと | 資料づくり | 学びの特徴 |
|---|---|---|---|
| スピーチ教室 | 発音、発声、姿勢、表情、話す速さなど | 原稿を使うことはあるが、スライド制作は扱わない場合が多い | 聞き取りやすく、自信を持って話す技術に重点を置く |
| 話し方教室 | 発声、会話、自己紹介、コミュニケーションなど | 教室によって異なる | 日常の会話から人前での発表まで幅広く扱うことがある |
| プレゼンテーション教室 | テーマ設定、情報収集、構成、資料作成、発表、質問対応など | スライドや発表資料を作る場合が多い | 発表前の準備から振り返りまでを総合的に学ぶ |
スピーチ教室
スピーチ教室では、声の大きさ、発音、姿勢、表情、話す速さなど、人前で話す技術を中心に学びます。原稿を読んだり、決められたテーマについて話したりしながら、聞き取りやすい話し方を身につけていきます。
話し方教室
話し方教室では、発声やスピーチに加え、会話、コミュニケーション、自己紹介などを幅広く扱うことがあります。人とのやり取りや、場面に応じた言葉の選び方に重点を置く教室もあります。
プレゼンテーション教室
プレゼンテーション教室では、話し方だけでなく、何をどの順番で伝えるか、どの情報を見せるかといった資料作成工程も重視します。パソコンやタブレットを使い、写真、文字、図形などを組み合わせたスライドを作成する教室もあります。
もちろん統一された定義があるわけではなく、プレゼンテーション教室という名称でも話し方を中心にする教室があれば、スライド制作やパソコン操作まで扱う教室もあります。
重要なのは、教室の掲げる名称だけで判断せず、実際のカリキュラムや授業例を確認することが大切ということですね。
小学生向けのプレゼンテーション教室で学ぶ内容
それではここからは、プレゼンテーション教室で学ぶことについて、深掘りしていきましょう。
授業内容は教室によって異なりますが、一般的には次のような内容を学びます。
1.テーマや問いを決める
まずは発表するテーマを決めます。
小学生向けの授業では、好きな食べ物、動物、本、場所、将来の夢など、子どもが興味を持ちやすい題材から始めることが多いですね。
初めから難しい社会問題を扱う必要はありません。自分がよく知っていることや好きなことを題材にすると、伝えたい内容を見つけやすくなります。
その後慣れてきたら、もっと知りたい疑問へとテーマを広げていきます。
2.必要な情報を調べる
テーマが決まったら、本やインターネットなどを使って必要な情報を集めます。
ただし、見つけた情報をすべて発表に入れるわけではありません。
ここではテーマについて考えながら、必要な情報を選ぶことが重要です。
検索する言葉の考え方や、情報の出典、信頼できる内容かどうかなど、情報を精査する力も成長していきます。
3.自分が伝えたいことを整理する
情報を集めた後は、伝えたい内容を整理します。
例えば、好きな本を紹介する場合でも、あらすじを説明するのか、おもしろかった場面を紹介するのか、どのような人に読んでほしいのかによって内容は変わっていきます。
調べたことをそのまま並べるのではなく、自分は何を一番伝えたいのかを考えることが、プレゼンテーションの大切な部分。ただ集めた情報をスライドに載せるだけではないということですね。
4.発表の構成を考える
伝えたい内容が決まったら、聞き手が理解しやすい順番に組み立てます。
いわゆる構成作りです。
- 最初にテーマや結論を伝える
- 理由や具体例を説明する
- 最後に一番伝えたいことをまとめる
同じ情報でも、話す順番によって分かりやすさは変わります。
初めて聞く人が理解しやすい順番を考えることがポイントです。
5.スライドや資料を作る
プレゼンテーションの教室では、手書きで資料を作る教室もありますが、最近では小学生のうちからGoogleスライドやPowerPointなどを使って資料を作っていく事も多いです。
実は、学校の授業でもこうしたソフトを使って発表をすることも増えているんですよ。
ここでは、パソコンの操作だけでなく、次のような表現の工夫も学びます。
- どの情報を大きく見せるか?
- 内容に合う写真や図をどう選ぶか?
- 一枚のスライドに文字をどの程度入れるか?
- どのような配置や色なら見やすいか?
作成するスライド資料は、きれいに飾ることだけが目的ではありません。
聞き手が内容を理解しやすくなるように、発表を支える役割があります。
そのように、聞いてくれる人のことを考えた資料作りまで学べることも大きなポイントですね。
6.発表の練習をする
資料が完成したら、実際に声に出して発表します。
練習では、声の大きさ、話す速さ、姿勢、視線、資料を切り替えるタイミング、発表時間などを確認します。
最初からすべてを上手にできる必要はありません。
短い発表から始め、できたことを確認しながら、一つずつ改善していきます。
7.質問を聞いて答える
発表の後には、質問タイムとして聞き手から質問を受けることがあります。
質問に答えるには、相手の話を聞き、何を尋ねられているのかを理解し、その場で考える必要があります。
一方、質問する側にも、発表をよく聞き、内容を理解したうえで問いを考える力が求められます。
8.発表を振り返る
発表後には、良かったところと、次に工夫したいところを振り返ります。
できなかったことだけを見るのではなく、次のような小さな成長を見つけることも重要です。
- 最後まで発表できた
- 前回より聞こえやすい声で話せた
- 写真を分かりやすく使えた
- 質問に自分の言葉で答えられた
発表、質問、振り返りまでを一つの学びとして経験することで、気づきを次の作品や発表に生かしやすくなります。
プレゼンテーション学習を通して育つ力
プレゼンテーションの教室では、発表する技術だけでなく、発表までのさまざまな活動を通して複数の力を育てることができます。
次に挙げる力は、AIが台頭してくる時代にますます必要とされる力として注目されてきています。
➀情報を集め、選ぶ力
テーマに必要な情報を、本やインターネットなどから探す力。
どのような言葉で調べればよいか、見つけた情報のうち何が必要かを考える経験につながります。
②情報を整理し、組み立てる力
集めた情報から発表に必要なものを選び、分かりやすい順番に並べる力。
情報を分類したり、共通点や違いを見つけたりしながら、話の構成を考えます。
③自分の考えを形にする力
調べた内容を紹介するだけでなく、自分はどう感じたのか、何を伝えたいのかを考える力。
正解を答えるだけではなく、自分なりの視点を言葉や資料で表現します。
④相手を意識して表現する力
自分が話したいことだけでなく、どうすれば相手に伝わるかを考える力。
言葉の選び方、資料の見せ方、話す順番などを工夫することで、聞き手の立場から考える習慣が生まれます。
⑤パソコンを目的に合わせて活用する力
スライド作成を行う教室では、文字入力、画像の挿入、図形の配置、データの保存など、パソコンの基本操作も学びます。操作を覚えて終わるのではなく、自分の考えを表現するためにデジタルツールを使う経験になります。
⑥聞き、対話し、振り返る力
質問への対応や他の子の発表を聞く活動では、相手の話を理解し、考えを受け止める力も使います。
発表後の振り返りでは、自分の取り組みを見直し、次の目標を考えます。
プレゼンテーションの学習は、全員が同じ話し方で堂々と発表できるようになることだけが目的というわけではありません。
資料を丁寧に作る子、短い言葉で要点を伝える子、質問を受けてから考えが深まる子など、表現の仕方は一人ひとり異なります。
その子なりの方法で、自分の考えを相手に届けられるようになることが大切です。
プレゼンテーション学習で育つ力について、より詳しく知りたい方は、小学生のプレゼンテーション学習で育つ5つの力についての記事もあわせてご覧ください。
発表が苦手な子でもプレゼンテーション教室に通える?
こういうお話をしていると「うちの子はシャイだから難しいかも…」と聞くことがあります。
実はこれは間違っていて、プレゼンテーション教室はすでに人前で話すことが得意な子だけの習い事ではありません。
むしろ、考えはあっても言葉にするのが難しい子や、学校での発表に緊張しやすい子にとって、少人数で段階的に経験を積める場になることがあります。
とはいえ、発表が苦手な子の場合、いきなり大勢の前で長い発表を求められると、不安になってしまうかもしれません。
そんな時は、次のような進め方ができる教室かを確認してみましょう。
- 好きなことや、よく知っていることから始められる
- 一文や一枚のスライドなど、短い発表から練習できる
- 作ったスライドやメモを見ながら話せる
- 先生や少人数の前で練習できる
- 人と比べるのではなく、前回からの変化を見てもらえる
大切なのは、一度の発表を完璧に成功させることではなく、安心して小さな経験を重ねられること。
発表への不安や家庭での関わり方については、発表が苦手な子にも取り組みやすいプレゼンテーション学習でも詳しく紹介しています。
Bee Creativeのプレゼンテーションコースについて

Bee Creative(ビークリエイティブ)のプレゼンテーションコースでは、Googleスライドを使いながら、パソコンの基本操作から資料作成、発表、振り返りまでを段階的に学びます。
授業は、短い映像教材で操作や考え方を学んだ後、課題プリントを使って実際に手を動かす構成。
一人ひとりが自分のペースで進められるため、パソコンやプレゼンテーションを初めて学ぶ子どもでも、基礎から取り組めるように設計されています。
コースでは、例えば次のようなテーマを扱います。
- 好きな本の紹介
- 好きな場所について
- 歴史上の人物
- 将来の夢
- 身近な困りごとの解決
授業では、自分が好きなものや興味のあるものを紹介するところから始まります。
学習が進むと、情報を調べて整理したり、自分の考えや提案を発表したりするテーマにも取り組みます。
また、スライドを作って終わるのではなく、話す内容の作成、発表練習、質問への対応、振り返りまでを経験します。
Bee Creativeでは、プレゼンテーションを通して、パソコンが使える、作品をつくる、相手に伝えるという一連の学びを大切にしています。
Bee Creative プレゼンテーションコースの詳しい内容を見る
実際にどのようなスライドを作るのか知りたい方は、受講した子どもたちの作品例や感想を紹介した記事も参考にしてください。
プレゼン教室についてのよくある質問
Q:何年生から通えますか?
A:対象学年は教室によって異なります。文字入力や文章の整理を行うため、小学校中学年以降を対象にする教室もあります。
例えば、Bee Creativeのプレゼンテーションコースは小学3年生以上が対象です。
学年だけでなく、パソコンの経験や発表への不安も含めて教室へ相談するとよいでしょう。
Q:パソコンを使ったことがなくても大丈夫ですか?
A:マウス操作やタイピングから学べる教室であれば、初めてのパソコンであっても取り組めます。
ただし、授業がいきなりスライド制作から始まる教室もあるため、基本操作をどこまで教えてもらえるかを事前に確認しましょう。
Q:学校の発表にも役立ちますか?
A:テーマについて調べる、要点を整理する、スライドを作る、声に出して練習するといった経験は、学校での調べ学習や発表にも生かしやすいもの。
ただし、短期間で話し方だけを直す学習ではないため、一回ごとの結果よりも、考えることから発表までの経験を積み重ねる視点が大切です。
Q:発表が得意な子向けですか?
A:プレゼン教室は発表が得意な子だけを対象とした教室ではありません。
好きなテーマや短い発表から始め、少人数で段階的に練習できる教室であれば、人前で話すことに不安がある子も取り組みやすいでしょう。
むしろコミュニケーション能力の改善という意味では、苦手な子こそ通う価値が高い習い事になります。
Bee Creativeについて興味が出てきたら
Bee Creativeは、パソコンの基本操作から作品づくり、発表までを段階的に学べるデジタルクリエイティブスクール。
プレゼンテーションに初めて取り組む子どもでも、自分のペースで学習を進められます。
もし「気になった!」という方がいれば、下のリンクから教室を探してみてくださいね。
🐝 Bee Creativeで始める、新しい教室運営
Bee Creativeは、パソコン教室、プログラミング教室、学習塾、民間学童などに追加で導入できる教材です。
✅ 初期費用0円
✅ 専任講師不要
✅ 映像+プリント教材
✅ 集客用販促物データ提供
Bee Creativeの授業導入をご検討の教室様向けに、詳細資料をご用意しています。
開講に関するご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人

- Bee Creative事業責任者
-
ICT教育および教育コンテンツの企画制作に長年携わり、ITを使いこなす力の育成を軸に教材開発を行う。
現役のJAPAN MENSA会員でもあり、学生時代は米国カリフォルニア州の大学へ留学し映画学を専攻。第1回妙善寺映画祭審査員特別賞受賞。教育だけでなく本格的な映像制作・表現活動に取り組むクリエイターの側面も合わせ持つ。
現在は教育分野での知見とクリエイティブ領域での経験を掛け合わせ、創造力の育成をテーマにした学びに資する教材開発と普及に力を注いでいる。
ポートフォリオサイト(https://fori.io/subarumatsunaga)
note:Bee Creativeの中の人(https://note.com/beecreative)

お知らせ・コラム


