お知らせ・コラム

ICT教育を教室でどう実現する?「使える・つくる・伝える」を育てる授業

投稿日:2026年7月29日


いま、教育をめぐる環境が、大きく動いています。

GIGAスクール構想で子どもたち一人ひとりの手に端末が渡り、文部科学省が2030年に向けて重視する力として、論理的思考力や創造性、情報活用能力が挙げられています。
同時に「非認知能力」——自己肯定感や、困難に耐える力、他者と関わる力など、テストでは測りにくいけれど生きる上で大切な力——への注目も集まっています。

そうした流れの中で、私たちBee Creativeは一つの問いを立てました。

「ITを使う力の先に、子どもたちに本当に身に付けて欲しい力は何なのか?」

その答えが、「使える・つくる・伝える」という3つの柱です。

今回は子どもの教育に携わる方々へ向け、私たちが掲げる3つの教育理念に関するキーワードついてご紹介いたします。


使える ——ICTを道具として使いこなす力

これは単にパソコンを操作するというだけではありません。
目的に対して適切なツールを選び、ICTを自分の力として使いこなす力です。
操作を覚えて終わるのではなく、「自分のやりたいことを実現するための手段」としてITを捉える姿勢を育てます。

つくる ——思考を形にする力

アイデアを頭の中に留めず、目に見える作品にかたちにする力です。
スライド一枚、動画一本。正解のないものに向き合い、試行錯誤しながら完成へ導く経験は、論理的思考力と創造力を同時に鍛えます。

伝える ——考えを共有し、深める力

つくったものを人に届ける力。
相手に伝わるように言葉や見せ方を工夫し、発表し、質問を受け、振り返る。
その経験を通して、相手の立場で考える力と、自分の考えを他者と擦り合わせて深める力が育ちます。

なぜ、この3つなの?

いまお伝えした3つのキーワード「使える・つくる・伝える」は、バラバラのスキルを並べたものではありません。

ITを道具にして思考を形にし、それを人に届ける——その一連の流れを成すものです。
これは、私たちがIT教育の現場で25年以上積み重ねてきた知見から導き出したものであり、昨今文科省が重視する力とも重なります。

人に伝えるという目的があるからこそ、子どもは自分の作品を振り返り、より良くしようと考える。
ゴールが「発表」にあることで、学びが自分ごとになるのです。そして、発表を通じて他者と関わる経験は自己肯定感を育て、正解のない制作に向き合う試行錯誤は困難に耐える力を養う——非認知能力を育む回路としても機能すると、私たちは考えています。

教室で実現するための授業

ここまで読み進めていただいた教育関係者のみなさまの中には、もしかしたら私たちの考えに共感してくださる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで次に出てくるのが、「自分の教室でこれをどう実現するのか」という思いなのではないでしょうか。

私たちBee Creative(ビークリエイティブ)は、この「使える・つくる・伝える」を教室の現場で無理なく運用できる教材として形にしました。
映像授業でインプットし、課題プリントで手を動かす構成で、専門知識を持たない講師でも運用ができる仕組みとなっています。

現在提供しているプレゼンテーションコース動画クリエイターコースは、いずれもICTを道具として使いこなす(使える)ことを土台にしつつ、「つくる・伝える」を体現するカリキュラムです。

パソコンとインターネットがあれば導入でき、特別な設備は不要。その根っこを、ぜひ一緒に育てていきませんか?


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この記事を書いた人

松永昴
松永昴Bee Creative事業責任者
ICT教育および教育コンテンツの企画制作に長年携わり、ITを使いこなす力の育成を軸に教材開発を行う。
現役のJAPAN MENSA会員でもあり、学生時代は米国カリフォルニア州の大学へ留学し映画学を専攻。第1回妙善寺映画祭審査員特別賞受賞。教育だけでなく本格的な映像制作・表現活動に取り組むクリエイターの側面も合わせ持つ。
現在は教育分野での知見とクリエイティブ領域での経験を掛け合わせ、創造力の育成をテーマにした学びに資する教材開発と普及に力を注いでいる。
ポートフォリオサイト(https://fori.io/subarumatsunaga)
note:Bee Creativeの中の人(https://note.com/beecreative)

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