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子どもにパソコンは何歳から必要?小学校の学年別で考える使い始めの目安をやさしく解説!

投稿日:2026年1月5日

「子どもにパソコンを持たせるのは何歳からがいいのだろう?」

これは、パソコンに関する教育に携わっている人であれば、保護者の方からよく聞かれる質問のひとつではないでしょうか。
学校でのICT活用が進み、タブレットやパソコンに触れる機会が増える中で、自宅でもパソコンを用意したほうがいいのか、用意するのであれば何歳からが適切なのか迷う方も多いのではないでしょうか。

「早くから慣れさせたほうがいいの?」「まだタブレットで十分?」「買っても使いこなせる?」——そんな不安を感じるのは、ごく自然なことです。

今回の記事では、小学1年生〜6年生までの学年別の学びや発達段階を踏まえながら、子ども用のパソコンを導入するタイミングの目安や考え方を整理します。
単に「何歳からが正解か」を示すだけではなく、その学年でパソコンを使う意味や、家庭で意識したいポイントもあわせて解説します。

子どもにとってパソコンが「ただの遊び」ではなく、考え、つくり、伝えるための道具になるように。
判断に迷っている保護者の方が、自分たちに合った選択をするためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

小学1〜2年生:まずは【触れる体験】を大切にする時期

低学年の時期に意識したいのは、パソコンを「勉強」として使い始めるより、まずはパソコンというものに触ってみて慣れるということです。

  • マウス操作やクリックなどの基本操作に親しむ
  • 画面の見方や、ウィンドウの開き方・閉じ方を覚える
  • タイピングはゲーム感覚で少しずつ

特にこの時期に意識したいのは、使う時間や場面のコントロールです。
乳幼児〜小学校低学年のスクリーン利用については、各国の提言や専門家の解説で「長時間になりすぎない」「生活リズムとセットで考える」ことが重要だとされています。
大人の目が届く所で管理をしっかりしておきたい時期ですね。

参考リンク
最新研究が示唆【スクリーンタイム増加で学力低下の傾向】デジタル機器の注意すべき使い方とは?

小学3〜4年生:本格導入の目安になりやすい時期

パソコン導入の目安としてよく挙がるのが小学3〜4年生です。

理由はシンプルで、学習面でも「パソコン使うきっかけ」が増えるからです。

  • ローマ字の学習が学校で始まる
  • 調べ学習が増え、情報を集めてまとめる活動が出てくる
  • スライドなど、発表につながる制作がしやすくなる

一般的には、アルファベットやローマ字の理解ができるようになってくるこの辺りの時期を目安としているケースが多いようです。

実際、ローマ字は「コンピュータで文字を入力するなど、情報手段の基本操作に関わる学習の基盤」という観点で語られることがあります。

一方で、学校教育だけでは十分にローマ字を学習しきれないという課題がある時期でもあります。
そのため、この辺りから習い事を通してパソコンを学ぶという選択肢を選ぶ家庭も増えてくるというわけですね。

参考リンク
小学校で習うローマ字はとても大切!タイピング・英語学習につながるローマ字の覚え方

小学5〜6年生:活用の幅が広がり、ルール作りも重要になる時期

高学年になってくると、すでに文字入力や基本的な操作がある程度できる子が増え、パソコンを「活用して成果を出す」方向に広げやすい時期です。

  • 調べ学習の内容が深くなり、まとめ方も高度になる
  • プレゼン資料やレポートの構成力が育つ
  • 制作(スライド作り・動画作りなど)に取り組みやすい

一方で、個人的なネットの利用が増える時期でもあります。
1人で扱えることも増えてくるため、ITを正しく使うという部分を大切にしていきたいところ。

この時期は、導入有無の視点以上に、

  • 利用時間
  • 使ってよい場所
  • インターネットを使う上での注意
  • ダウンロードや課金のルール
  • 困ったときの相談

など、パソコンやデジタル機器を使うにあたっての家庭のルール作りが学びの質を左右しやすくなります。
デジタルネイティブ世代だからこそ、ITリテラシーに関してもこの時期までにはしっかり学んでおきたいところですね。

年齢より大切なのは「どう使うか」

以上が学年別で考えてみた、パソコンを導入する時期の目安についての紹介となります
最終的に大切なのはいつパソコンを持つかより、何のために使うかという視点です。

パソコンの学習という観点で大切なのは、ただクリックやタイピングなどの操作を覚えることが目的ではなく、

  • 調べる
  • 考える
  • つくる・まとめる
  • 伝える

こうした「パソコンを使って何をするのか?」というプロセスを支える道具として、パソコンが存在しているという認識です。

もし子ども自身に「パソコンを使ったやりたいこと」が芽生え始めているなら、そのタイミングは導入時期を考える上でのひとつの目安となるのではないでしょうか。

学年別の目安と、安心して始める考え方

  • 小学1〜2年生:機器に触れる体験を中心に、無理なく慣れる
  • 小学3〜4年生:文字入力・調べ学習など、学習で活きやすい導入目安
  • 小学5〜6年生:活用の広がりに合わせた、ルールと安全面への配慮が重要

基本的にはパソコンを与える「絶対的な正しい年齢」というものはありません。

子どもの成長と学びに合った使い方を一緒に考え、少しずつできることを増やしていくことが、最も確かな近道です。

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この記事を書いた人

松永昴
松永昴Bee Creative事業責任者
ICT教育および教育コンテンツの企画制作に長年携わり、ITを使いこなす力の育成を軸に教材開発を行う。
現役のJAPAN MENSA会員でもあり、学生時代は米国カリフォルニア州の大学へ留学し映画学を専攻。第1回妙善寺映画祭審査員特別賞受賞。教育だけでなく本格的な映像制作・表現活動に取り組むクリエイターの側面も合わせ持つ。
現在は教育分野での知見とクリエイティブ領域での経験を掛け合わせ、創造力の育成をテーマにした学びに資する教材開発と普及に力を注いでいる。

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