小学生のクリエイティブ系の習い事選びのコツは? 失敗しないための3つのチェックポイント
投稿日:2026年4月13日

小学生の習い事を検討している中で、クリエイティブ系の教室が気になっている方も多いのではないでしょうか。
プログラミングや動画制作、デザインなど、選択肢は増えていますが「どの教室を選べばいいのか分からない…」と感じることも少なくありません。
今回は、クリエイティブな習い事を検討している保護者の方に向けて、教室を選ぶ際に見るべきポイントを、子ども向け教材のカリキュラム設計をしてきた視点から解説してみたいと思います。
「何を作るか」ではなく「どう学ぶか」が重要
昨今のクリエイティブ系の習い事には、たくさんの種類があります。
- プログラミングができる
- 動画が作れる
- イラストが描ける
一見するとどの教室も同じように見えるかもしれませんが、今回は本質的な部分に注目してみようかと思います。
それは、学習設計の形です。
例えば、同じ動画制作でも、
A教室:ソフトの使い方を習うだけの教室
B教室:自分で考えて、構成から作る教室
C教室:作ったものを他者へ発表までする教室
これらの教室では、それぞれ身につく力が大きく変わります。
最近では特にパソコンなどを使ったIT×クリエイティブをテーマにした習い事教室も多くなっていますね。
それでは、このA~C教室の違いは何なのでしょうか?
カリキュラム設計で見るべき3つのポイント
クリエイティブ系の習い事を選ぶ際は、次の3点を確認することが重要です。
1. インプットで終わっていないか?
まず確認したいのは、「知識や操作を学ぶだけで終わっていないか?」です。
- 操作方法を教えてもらうだけ
- 用意された課題をこなすだけ
このような授業構成の場合、その場ではソフトの操作を理解できたとしても、応用する段階でつまづきます。
重要なのは、学んだことを使う場面が設計されているかどうかです。
2. 制作時に考える時間があるか?
次に重要なのが、作品制作の工程です。
- 何を作るか考える
- どう表現するか工夫する
といった、子ども自身が作業に取り掛かるにあたって一旦、考えることができる時間が含まれているかがポイントになります。
ここが弱いと、単なる作業をこなすだけの取り組みになりやすく、成長の実感が得にくくなります。
3. 発信・表現の機会があるか
見落とされがちですが、実は教室選びにおいて差が出るのがここです。
例えば作ったものを、
- 人に説明する
- 発表する
- フィードバックを受ける
こうした経験があるかどうかで、学習経験は大きく変わります。
他の人に見てもらうことを意識して作品を作るのと、そうでない場合とでは、表現する力や得られる自信にも変化があります。
クリエイティブ系の習い事であっても、意外と少ないのが、この「他者へ伝える」という部分です。
特に「自分の考えを言葉にして伝えられる子になってもらいたい」といった想いがあるのであれば、見逃すことはできないポイントになりますね。
なぜ「伝える力」まで必要なのか
考える力や、作る力だけを見れば、多くの教室でそうした力は重視されています。
一方、伝える力まで設計されている教室で調べてみると、数が限られているのに気づくかと思います。
伝える力は、実際に社会に出てみた時に必須の力となっています。
- 作っただけでは価値にならない
- 伝えて初めて意味を持つ
このような場面に直面した方も多いのではないでしょうか?
例えば、仕事として動画を作るなら、動画を見てもらう人のことを考えたり、どういう意図でその動画を制作したかを取引先に伝える場面が出てきます。
伝えるというコミュニケーションスキルは、クリエイティブな活動において切っても切れない重要な力です。
自分の考えをまとめて、人前に立って伝えるような活動は、大人になってからいきなりやろうとしても中々難しいもの。
だからこそ、幼少期のうちにこうした活動に慣れておくことが重要だとは思いませんか?
比較検討時に見るべきチェックポイント
前述したチェックポイントを整理すると、次のようになります。
| 観点 | 確認するポイント |
|---|---|
| 学びの構造 | インプットだけで終わらないか |
| 制作プロセス | 自分で考える工程があるか |
| 発信機会 | 発表や共有の場があるか |
まずはこの3つのポイントを確認するだけでも、教室の質はかなり見極めやすくなります。
よくある習い事の選び方について
習い事を検討していく段階で、次のような基準だけで選んでしまうケースがあります。
- 子どもが楽しそうか?
- 人気があるか?
- 自分が知っている分野か?
もちろんこれらも大切ですし、それを否定するつもりはありません。
ですが、これからの社会は将来の予測が困難な社会になっていくと言われています。
そうした中で、ますます問われていくのは、自分で考える力や、変化に対応する柔軟性、そして、固定観念にとらわれない発想と創造性です。
このような観点で考えたときに、クリエイティブ系の習い事も一つの選択肢になっていくのかもしれませんね。
Bee Creativeのカリキュラム設計
Bee Creative(ビークリエイティブ)では、使える、つくる、伝える。という3つの流れを軸にカリキュラムを設計しています。
- 基礎的な操作を学ぶ
- 自分のアイデアで作品を作る
- 発表や共有を行う
このようなステップを通して、学びを一連の流れとして経験できるようになっています。
特徴は、作って終わりではなく、伝えるところまでを前提に設計している点です。
まとめ
クリエイティブな習い事を選ぶ際に重要なのは、分野ではなく学び方です。
同じように見える教室でも、カリキュラムによって得られる経験は大きく変わります。
特に、「考える」「作る」「伝える」の3つがつながっているかを確認することで、判断の精度は大きく上がります。
習い事選びに迷ったときは、ぜひこの視点で一度整理してみてはいかがでしょうか?
参考:子どもの創造力はどう育つ?答えが一つじゃない問題から考える教育の意味
この記事を書いた人

- Bee Creative事業責任者
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ICT教育および教育コンテンツの企画制作に長年携わり、ITを使いこなす力の育成を軸に教材開発を行う。
現役のJAPAN MENSA会員でもあり、学生時代は米国カリフォルニア州の大学へ留学し映画学を専攻。第1回妙善寺映画祭審査員特別賞受賞。教育だけでなく本格的な映像制作・表現活動に取り組むクリエイターの側面も合わせ持つ。
現在は教育分野での知見とクリエイティブ領域での経験を掛け合わせ、創造力の育成をテーマにした学びに資する教材開発と普及に力を注いでいる。
ポートフォリオサイト(https://fori.io/subarumatsunaga)
note:Bee Creativeの中の人(https://note.com/beecreative)

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